Planet Lisp紹介「Quicklisp 処理系統計2017」

少し前になりますが、Planet LispにQuicklispの2017年におけるHTTPリクエストの統計が掲載されました。
数値を引用すると、以下の通りです。

処理系リクエスト数割合
SBCL4,518,77488.0%
Clozure CL488,0579.5%
CLISP34,7670.7%
LispWorks25,7000.5%
ABCL23,9130.5%
Allegro19,5010.4%
ECL19,0270.4%
CLASP3,335<0.1%
CMUCL965<0.1%
MKCL79<0.1%
Scieneer0<0.1%

SBCLとClozure CL (CCL)の差は思っていたよりもかなり大きいですね。やはりSBCLで問題ない場合はSBCLを使うのがいいのかもしれません。ただ、私はSBCLのコンパイル時のメッセージがうるさく感じるので、Clozure CLをメインで使っています。

GNU CLISPは非常にメモリ使用量の少ない軽量な実装ですが、Quicklispを用いて様々なライブラリを導入するような場合にはオススメできません。最終更新が2010年と古く、使えないライブラリも出てきています。ただ、学習用にはメッセージも分かりやすくて便利ですし、LinuxでもWindowsでもmacOSでも同じように使えるので、このサイトでも解説に用いています。

Common LispはSBCL, Clozure CL, CLISPという洗練された3つのフリー処理系があるため、使い分けることはあっても選ぶのに迷うことはあまりないと思います。Schemeの場合はもっと数が多いので、私がSchemeを使っていた時はこのサイトなどを参照してました。
Gauche, GNU Guile, Chicken Schemeなどを経てRacketを使っていましたが、やはりマクロの扱いがどう考えてもCommon Lispの方が優れていると感じ、Common Lispに戻ってきたという経緯があります。

話がそれましたが、処理系選びで迷ったときにはQuicklispのリクエスト数も参考にしてみてください。

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